2008年10月5日日曜日

<2日目の4>本村地区へ PM12:00

 
ダイヤの都合で、地中美術館から町営の100円バスに乗って本村地区へ移動。
本村地区は、直島の東の端にある地区で、伝統的な「焼き板」で壁を貼った古い家が多く残っている。ここでは、その町並みを生かして、さまざまなアーティストが体験型のアートを設置している。(「家プロジェクト」と名づけられている。)

このようなアートが複数町の中にあることで、町自体にも観光産業が生まれている。タバコ屋さんがちょっとした案内所を兼ねていたり、古い家を改装した飲食店があったり。

島の全員の人がやっているわけではないと思うが、このような島の変化に肯定的な人たちは、この写真(タバコ屋さんを横から見たところ)のようにちょっとおしゃれな暖簾をめいめいの家に飾ったり、おしゃれな屋号プレートを家の前に出して島の歴史をなんとなく感じさせてくれたりする。

家プロジェクトについてはこの後の記事で書くけれど、こういった「町全体の雰囲気作り」そのものも立派なアートであり、直島という場所の独特な魅力を作り出しているような気がする。