2008年3月11日火曜日

<1日目の15>ベネッセハウス屋外 6:00PM

ベネッセハウスでは、予約の時点では夕食の予約は必須ではない。本館であるミュージアム棟での食事は要予約だけれど、パーク棟にあるテラスレストランは当日予約で大丈夫なのだ。

私たちは夜7時に夕食の予約を入れ、それまでの間、移動がてら屋外アートを見て歩くことにした。本来、ミュージアム棟とパーク棟の間は若干距離が離れているのでバスで移動するようになっているのだが、その間のルートに屋外美術作品が点在しているので、散歩がてら見て回ることもできるようになっているのだ。

フロントで野外作品の位置と作品名を書いた地図をもらい、オリエンテーリング気分で一つ一つ見て回る。

残念ながら、いくつかの作品は補修中で近寄れなかったが、屋外にあるものはダイナミックで派手な作品が多く、なかなか面白い。好きなように近づいて、いろんな確度で見てみたり、ものによっては触ってみることもできるのが醍醐味であろう。(作品保護のため、触らないで・・・とパンフには書いてあるのだけれど、そもそも潮風にさらされている作品なのだからあまり気にしても仕方ないように思われる・・・もちろん、乱暴に扱うのはご法度だとは思うのだが。)

写真上:「シップヤード・ワークス 船尾と穴」(大竹伸朗)
浜辺に廃船のかけらがたたずんでいる。かつて船だったものが海を臨んで陸の上にあるさまは、すこし詩的で寂しい。


写真下:「南瓜」(草間彌生)
浜辺の廃船とはまったく違う、力強い存在感。草間さんの作品は、何を見てもそこに「草間さん」が存在していて、彼女にしか創れない、炸裂するようなパワーが宿っているのが凄いと思う。


<1日目の14>バルコニーからの眺め

泊まった部屋には大きなバルコニーがあり、そこからの眺めはこのような感じ。
ちょうど窓が西に向いており、海に落ちる夕日の美しさを堪能できる。
湾の美しさもあいまって、なかなか幻想的な風景である。